スマートフォンとWiFi接続

スマートフォンは通常3G回線で通信を行なっていますが、家庭に無線ランがある場合は設定を変えることでWiFi接続をすることができます。

WiFi接続の設定は機種によって違いますが、基本的にはオプション→WiFi接続の画面で使用している無線ランを選び、パスワードを入力するだけです。パスワードはすでに無線ラン接続をしているパソコンのネットワークのプロパティを調べるか、ルータの種類によってはHPでスマホ接続用のアプリがダウンロードでき、簡単に接続できる場合もあります。

WiFi接続のメリット

スマートフォンは普通に3G接続でも問題はありませんが、WiFi接続をすることにはいくつかのメリットがあります。

1.通信速度が早い
なんといってもこれが一番のメリットでしょう。メールやSNSなどを使う分には3G接続でも特に問題ありませんが、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画サイトを利用する時に、低速回線はやはりストレスを感じさせられます。WiFi接続なら普段パソコンを使っている時と同様の通信速度が確保できるため、自宅に無線ラン機器があるのならWiFi接続設定をしておいて損はないでしょう。

2.速度制限の回避
最近では『パケ放題』が当たり前、と思っている方も多いと思いますが、実はスマートフォンの登場によってパケット量は増大し続けており、回線のパンクを防ぐためにDocomo・au・ソフトバンクの三キャリアは全て一定以上の通信量を行なったユーザーに対して速度規制をかけています。
この通信量、『普通に使っていたら超えない』といえるほど高くはないので、入れているアプリや動画サイトの閲覧時間、テザリングの使用によっては超えてしまうこともあります。

自宅ではWiFi接続で通信するようにしておけば、パケット量を気にする必要もなく、速度規制に引っかかる可能性も減らすことができます。

3.パケット代の節約
実はこれはほとんど意味がありません。なぜならいわゆる『ダブル定額制』でスマホを使った場合、特に動画サイトを見たり音楽のダウンロードなどを行わなくても、3日から一週間程度で上限に達するからです。

つまり仮に夜から朝までの自宅にいる時間はWiFi接続を使うようにしても、昼間3G接続をしている場合2週間程度で上限に達してしまうわけです。

このため、WiFi接続でパケット代を抑えようとすると3Gをほぼ完全に使わないようにする必要性があります。この方法については別のページで紹介します。

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